2023-04-04 | 18:07
立ち上がって来客を迎える、というような意味ではなく、次のような形で使われています。
[検索例]
検索例の文章は、それぞれ困難や脅威などに「立ち向かうことができる(立ち向かうことが可能な)」という意味で書かれているので、おそらく「立ち向かえる」と書こうとしていたのが、変換ミスで「立ち迎える」になってしまったと思われます。「たちむかえる」までを一度に入力せず「たち→立ち」で変換してしまうと、このような変換ミスになりやすいです。
本来対抗すべき相手を迎えてしまうというのが面白かったので取り上げました。
「迎える」には「相手の攻撃を待ち構えて防ぐ」という意味もありますが、「立ち迎える」という表記自体とても不自然で、これが変換ミスではないと考えるのはやはりちょっと無理があると思います。



[検索例]
- いつ起こるか分からない災害にしっかりと立ち迎えるまちを目指したい
- コロナ禍を経験し、困難に立ち迎える学生が増えると期待している。
- どうすれば最新の脅威に立ち迎えるのか。 etc……
検索例の文章は、それぞれ困難や脅威などに「立ち向かうことができる(立ち向かうことが可能な)」という意味で書かれているので、おそらく「立ち向かえる」と書こうとしていたのが、変換ミスで「立ち迎える」になってしまったと思われます。「たちむかえる」までを一度に入力せず「たち→立ち」で変換してしまうと、このような変換ミスになりやすいです。
本来対抗すべき相手を迎えてしまうというのが面白かったので取り上げました。
【立ち向かう】
1.向かって立つ。向き合う。「壁に―・う」
2.正面から向かっていく。対抗する。「権力に―・う」
3.困難な物事に対して、まっこうから取り組んで、事の処理に当たる。「難局に―・う」
(by goo辞書)
「迎える」には「相手の攻撃を待ち構えて防ぐ」という意味もありますが、「立ち迎える」という表記自体とても不自然で、これが変換ミスではないと考えるのはやはりちょっと無理があると思います。
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