FC2ブログ

足して2をかける?

2018-09-30 | 18:14

「桃のまったり感と梨の爽やかな風味を足して二で割ったような味」「ツイッターは、ブログとチャットを足して二で割ったような無料サービスです」などのように、二つの物の特徴を併せ持つという意味を表すとき「足して二で割る」という言い方をしますが、これを「足して二をかける」と書いて結果的に少し異なる意味で使われているのを見ることがあります。

[検索例]
  • 欲しいものは何でも手に入れなければ気が済まないまるでジャイアンとスネ夫を足して2をかけた欲の塊のような人間
  • ブルドックとオランウータンを足して2を掛けたような、怖い顔をしたオジサン
  • 風邪と花粉症を足して2を掛けたぐらいの勢いで鼻水が止まらず、頭もぼーっとしてくる。一体何の呪いなんだろうか。
  • ストレッチと筋トレを足して2を掛けた(2で割るではない)ぐらいの運動量です。 etc……
「~を足して二を掛けた」を知る為のgoogle検索。(本日現在 実質 127 件)

二つの特徴を合わせただけでなく、方向性の近い者同士が合体し(単に2倍になっただけでなく)、より「程度が甚だしくなる」というニュアンスが加味されています。アニメ「ドラゴンボール」のフュージョンのようなイメージでしょうか。

当然辞書には載っていない表現ですが、使う人が増えればもしかしたら将来載る可能性も無くはない気がしています。

ただどうしても気になるのは、「足して二で割る」場合は(1+1)÷2=1になりますが、「足して二をかける」場合は(1+1)×2=4になり、一つ/一人ではなくなってしまうということです。この辺り、「足して二をかける」派の人達はどう解釈して使っているのでしょうか。もしかしてそこまでは考えていない?

【足して二で割る】両者の特徴を同程度ずつ取り入れて一つにまとめる。「バナナとパインを―・ったような味」
(by goo辞書)

[関連サイト]
「足して2で割ったような」って表現、おかしいと思いませんか?
【ドラゴンボール】ポタラとフュージョンはどっちが強い!?




スポンサーサイト

Comment

Post a comment

Secret